蜂の幼虫
蜂の巣をつつくのと、つついた後蜂の幼虫を食べるのは子供の楽しみだった。
蜂の巣は家の何処かにあった。竹ざおでそれをつつく、落とす。蜂が飛んでくる。逃げる。刺される。それは日常だった。
おもしろいから。
落とした巣も一段落したら、今度はその巣をひろいあげ、幼虫を食べる。食べるというよりは吸う・・感じ。
蜂の巣の白い幼虫をちゅちゅちゅーと吸っていた。
牛の糞
道端には牛の糞が落ちていた。牛の糞は時がたつと臭いも消えて、乾燥して愛嬌のある姿に変身していた。
上級生は面白がって、それをてずかみしてわるさをした子の口の中にいれていた。
下級生もそれを見て面白がっていた。
蛙の飲み込み
2001年10月11日