蜂の幼虫 このページは作者の少年期・昭和30年代。


蜂の幼虫

蜂の巣をつつくのと、つついた後蜂の幼虫を食べるのは子供の楽しみだった。

蜂の巣は家の何処かにあった。竹ざおでそれをつつく、落とす。蜂が飛んでくる。逃げる。刺される。それは日常だった。
おもしろいから。

落とした巣も一段落したら、今度はその巣をひろいあげ、幼虫を食べる。食べるというよりは吸う・・感じ。

蜂の巣の白い幼虫をちゅちゅちゅーと吸っていた。


牛の糞

道端には牛の糞が落ちていた。牛の糞は時がたつと臭いも消えて、乾燥して愛嬌のある姿に変身していた。

上級生は面白がって、それをてずかみしてわるさをした子の口の中にいれていた。

下級生もそれを見て面白がっていた。


蛙の飲み込み



2001年10月11日



茂平の食べ物