ぺんぺん草

ナズナの枝を少し剥くそれも全部の枝を、そしてそれを振ると音がした。
それだけのことである。
それを春になると毎年していた。
一人の時もしていた。
娯楽も何もなかったのだな。でもなんか自然と時間と恵まれ豊かに思えないことも無い。
2000年06月13日




茂平の子供