| 瓶は焼物で、口が広く、胴から底にかけて次第にすぼまった形をしています。 そのため、大量に、あるいは頻繁に出し入れするものの入れ物に向いています。 焼物ですから水が漏れることもなく、塩分や酸にも侵されないないので、いろいろな液体の保存や、味噌、酒の醸造にも使われました。 昔は味噌はそれぞれの家で作られ、一時に一年分を仕込むので、家庭にもおおきな瓶が必要でした。 自分のことや自分の物をほめることを「手前味噌」といいますが、それは自分の家の味噌がどこよりもおいしいことからきた言葉です。 (日本の生活道具百貨・河出書房より) |
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| (2002年1月1日母の話) 皿山に行って買ようた。すり鉢や、壺、甕。 すり鉢は今ミキサーがあるが昔はみなすりょうた。 甕は水を入れる大きな甕。水道がないけぇ。杓から米を洗うたり。晩までに水を汲んで甕にいっぱい入れとった。 漬物樽は今はビニールじゃが、漬物・味噌・梅・ひしおを入れる。 みな皿山で買ようた。 ニ等品ゆんか傷物、それを安う買ようた。 |
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2002年1月2日