県道笠岡美星線を走る



開会式が終わるのは9時半をすぎるころ、これじゃハーフ出場選手はアップ時間が足りない。
スタートは10:00、集合はその10分前。
簡単な仕上げしかできないよう。


とにかく10:00にスタート。
副部長はほぼ中間位くらいの位置取りだったのかな?
えいちゃんは列が緩むおわりのあたりにいた。

競技場を1週半して道に出た。



道はやがて井原駅前道との交差点。
ここではしーちゃんのママが応援に来ている可能性あり、道の左側に沿って走る。

交差点で手を振っている。
しーちゃんのママとパパがいた。そしてしーちゃんも。
しーちゃんもいっぱい手を振ってくれていた。

このあたり井原いちの人出があってもいいんだが、ほんとに沿道応援がすくないなあ。


小田川に沿ったりしながら走る。
練習不足かな、あまり調子はよくない。悪くもないが。



笠岡市にはいるころTOPランナーが帰ってきた。

やがて北川小が見える、小田の山が見える、阿部山も見えてきた。
そして右折。
県道笠岡美星線、この道はえいちゃんの練習コース。気分がゆったりしてきた。

小北中近く給水所、にぎやか。
「水でないのください。」とたのんだ、赤い色のアミノ酸飲料のコップをもらった。
飲もうとしたら”えいちゃん!”

道の対向側でKSDライダーズクラブの部長さんが手を振っている。


給水所をすぎると道路はランナーでにぎわう。
前に走るランナー、帰ってくる対抗ランナー。

県道の2車線をすべて貸切でランナーが走る。これはすごい、こういう大会が身近にあったのか!感動・感激!
しかもこの道はえいちゃんが普段走る道。気持ちはうれしくリラックスしてくる。


対向して走るかたまりの中に副部長がいる。
”ファイト”
むらちゃんいいとこを走っているな、ヨシえいちゃんも2時間を切るよう頑張る。






折り返しは新山の木山捷平の生家の標識のあたり。

「自己新だしてください、がんばってください」と地区民の応援。


少しペースをあげて走ったが実力不足、練習不足。ちょっとしんどい。

やがて再び小北中まえ、ライダーズクラブ部長さんがケータイのカメラを向けている。
「マッキーありがとね、力が出るよ。」



北川小学校を過ぎてから足の魚の目が痛くなった。
しもうたのう、昨日削っとけばえかったのにのう、と反省。

おまけに脚はしんどい。



走出の薬師さまの入り口。
ここにはKSDライダーズクラブの副部長さんがいた。
副部長さんは子供さん二人を連れての応援。
「あああ、ありがとう。」手を振りながらえいちゃんは気力をしぼる。



家並みが増えたとこに給水所、アミノ飲料のみながら「ここは七日市ですかね?」
「木之子ですよ、七日市はもうちょっと先です。」
そうだった、七日市なんてまだまだ先。こんな勘違いをしているようじゃあだめだな。われながら走りは既にあきらめの境地。


とぎれとぎれのランナーの中、すぐ前にいとこのまあちゃんがいた。
「まあちゃんお先に行きます。」
「もう今日は完走だけ。」まあちゃんもしんどそう。


しんどいのはまったく同じ、完走だけも同じ、はよう井原まで戻りたいもんじゃ。思うのはそれだけ。

やっと競技場のしたまで来た、やれやれじゃのう。最後と思えばこの坂道もなんとか上れるのう。
競技場にはいって1週してゴール、むらちゃんがカレーを食べながら応援。
そしてゴール。
この平坦コースで気温もいいなかで記録は勿論のこと、やっとこさゴールでは果たしてフルマラソンはしれるのか?それが心配。

練習するしかねえな。








2003年12月15日