風とともに走ろう!第12回ぶどうの里ふれあいマラソン大会


太鼓の音が響く。
ドンドコドン。


スタート直前、えいちゃんの前の位置に石本。
結果は最後までえいちゃんと石本の死闘になった。

ただし、下位での死闘。




スタート後、えいちゃんの調子はあがらない。
胸がつかえる、タバコのせいだな。こういう時だけ「タバコをやめちゃろかのう。」と思う。それでいてゴールすると真っ先にタバコ、それがいつもの決まり。


何故か先導のオートバイが後ろから抜いていく。??
そのすぐ後、5キロのトップランナーが走り去る。
山陽高校の高校生。留学生。黒人ランナー。
ダントツのトップでゴールしたそうだ。


暑い!
とにかく暑い!
早朝ひんやりしていたぶんが一層暑さに上乗せされぐんぐん気温が上るよう。

水、水はまだか!



(コース道の仮説シャワー、20キロの場合2点設置されていた)



坂道。
ぶどうマラソンといえば坂道。

えいちゃんは歩く。
今日のえいちゃんは無理をしない。そう決めていたから。
5キロまで行かないうちに山道の坂は歩いた。
ゴールまで何度歩いたことだろう。






沿道の応援。

応援は楽しむ、楽しめる。
青野の人はよく知っている。

近辺のマラソンでは「福山」、これが対極。
沿道の応援声援ゼロ、まったく「通(つう)」からほど遠い。

「笠岡」、これは主催者が無粋。沿道に家はゼロ。


コースは坂道であることを除けば走りやすい。
舗装の状態はよく、道幅も充分。

山道であるのだが木陰が不足、なぜなら昼がちかくなりお日さんが真上になってくる。


2003年9月14日