<号砲一発、スタート>


さて、そうこうしているいちにスタート時刻が近づいた。
アミノバイタルとヴァームを飲み干し、ランナーズユニホームに着替えスタート地点へ。
細かい雨が落ち始めていた。

土砂降りでも無い限り雨はあまり気にならない。あまり暑くもなく気象条件としては最高の部類だろう。

大会会長挨拶等の儀式が終わり、号砲一発スタートした。

スタート直後、いきなり厳しい峠超えが待っている。
標高差600mを一気に駆け上がる。およそ5km以上、厳しい登りが続く。
さっき元気に見えた100kmランナーもさすがにこの登りは厳しいようで、スタートしたばかりの我々にはかなわない。

100kmランナーを次々に抜かしていく。最後にはまた抜かれてしまうのだが...