一度だけ見えた走者


岡本はいきなり跳ばす。イッキに神島大橋への坂道を駆け上った。

その時岡本の前方はるか走者が見えた。

だが岡本はそこで離される。岡本のイッキ飛ばしの反動と、相手のペースが上がったため。
岡本が走者を見たのはここだけだった。

後はすべて独り走り。後ろを振り向くこと2・3回、後続者は見えず。練習走りの状態になっていった。



岡本「一人で道の真ん中を走っていたが、車を止めている警察に気の毒な感じがした。」




2001年12月23日