siko四国新聞


 「第二十二回瀬戸内海タートル・フルマラソン全国大会」(土庄町、県タートル協会など主催)が二十五日、土庄町役場前を発着点とする海岸沿いのコースであり、全国の健脚自慢千八百五十一人が晩秋の島路をさわやかに駆け抜けた。

 大会には県内をはじめ、北海道から鹿児島までの二十九都道府県からフルマラソン(四二・一九五キロ)に八百二十人、ハーフ(二一・〇九七五キロ)に千三十一人が出場した。

 開会式で塩本町長が「小豆島は今一番素晴らしい時期。景色も楽しみながら、ウミガメのごとく最後まで完走してください」とあいさつ。選手を代表して同町の葛西孝通さん(48)が、「自然美豊かな、日本一素晴らしいジョギングアイランド小豆島で走れることに感謝し、楽しく完走します」と力強く宣誓した。

 好天に恵まれたこの日、徳島県からハーフに参加した最高齢者の須崎正彦さん(80)も、軽快な足取り。沿道を埋めた大勢の町民も、各選手の頑張りに盛んに声援を送った。


(次ページへ走る)

2001年11月29日