「オ前ノ旦那ハ乞食ダ、俺ノ嫁ニナレ」


タバコを売ってあるていた頃、市場で満人が。

満人が買うて、それから声をかけてくる。

日本語で言うと「お前の旦那は戦争で負けて乞食だ。お前の国は貧乏だ。俺はタイタイ、俺はお金がターター、沢山ある。
オーハン・イーヤー・バー、乞食といっしょだ。俺の嫁に来い。お金がいっぱいある。幸せにしてあげる。」

そういう事を何回か声かけられた。

日本人を馬鹿にすんじゃよね。



↓の写真は昭和32年、邦人の日本への「一時帰国」である。
現地へ残り中国人と結婚した婦人とその子女たち。
こういうかたちでの叔母との再会がありえたり、または叔母の存在さえしらない可能性もあった。


2002・4・30