八路軍の兵へ庖丁を向ける


日本人会と同じところに住んでいた。そういう所をわりあてられていた。

お父さんが事務をしとる一角に住まわしてもらようた。

そこ(自分の部屋)へ八路軍が部屋に入ってきた。
なんか悪いことされたらいけん思い、とっさに台所に行き庖丁をもって前に向いた。

もう、その頃、命は惜しゅうない思ようた。自然にとっさに(そういう行為に)でた。

そしたら向うが恐れた。ピストル持っとるのに。

手を上げて向こうが出ていった・・・こともある。

2002・4・30