資料・頼母講・米講 (岡山県加茂町史)


地主や富農などが小農民に金融し、土地を兼併していく例はよく知られているとおりであるが、このほか、町域内において金融上重要な役割を演じた庶民の金融として、金融を希望する者の間で組織された頼母子講が明治以前から広く行われていた。

一般に講は和親を基調とする共同団体であって、宗教的講と経済的講の二種があり、宗教的講から経済的講が発生したものと思われる。

当地においても、共済的な頼母子講が多い。


2000年11月12日

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