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| アシックスコミュニケーションチーム、大谷忍 |
アシックス担当者のNY現地リポート(5)
「走るって楽しい!」フレンドシップランで見た各国の笑顔
NYCマラソンまで、あと1日。
今日(2日)は朝8時より「インターナショナル・フレンドシップラン」が行われました。このイベントは、主にレースに参加する海外のランナーを対象に、世界の友好、人類の平和を願って、国連ビル前からセントラルパークまでの4マイル(約6.4キロ)を走るファンランイベント(楽しんで走るイベント)です。
約100カ国から約1万人のランナーが参加。朝早くから「Love
it. NYC!」という高らかな声が国連ビル前で響き、各国の国旗が華やかに振られていました。そして、人々はさまざまなコスチュームで着飾って、ランニングを盛り上げます。わが国日本も、着物と扇子という伝統的なコスチュームで着飾った女性ランナーが、花を添えていました。
スタートは8時30分。気温はセ氏0度。しかし、そんな寒さを吹き飛ばすかのような熱気で各国の国旗が並び、いよいよスタート! みんなが笑顔でこの大都会のビルの合間を駆け抜けていく姿は、周りを温かくしてくれます。
警察官も、警備をしながらランナーに声をかけ、沿道から温かく見守ってくれます。そして、朝早いにもかかわらず、このフレンドシップランで自国の国旗が通ると、沿道からは喝采が起きます!
「メヒコ!(メキシコ)」「コーロンビア!」「ブラジル!」と南は南米から、「ルッシア(ロシア)!」「スウェーデン!」と北の国々まで。ランナーは本当にエンジョイして沿道に手を振りながら4マイルを満喫して走っていました。私も一緒に走りましたが、周りの雰囲気に押され、あれよあれよという間に走り切り、冷たい風も心地よく感じました。
ゴール付近は参加者のブレックファースト(朝食)やドリンクも用意され、ゴールしたランナーには、本当に心からランニングを楽しんだ表情がありました。
世界で有数の大都市、ニューヨーク。
この大都会のビルに囲まれた雰囲気の中に、異国情緒あふれるファンランイベント。参加しているランナーのエンジョイする姿は、本当にほのぼのとして、「ランニングは楽しい!」という雰囲気にさせてくれます。言い換えれば、「走らなきゃ損だよ!」と感じさせてくれる……そんな楽しいイベントでした!
明日はいよいよ本番のNYCマラソン。
真剣に走るランナー、完走を目的に楽しむランナー、中には何か願をかけて走るランナーもいるかもしれません。そんなランナーの表情や、それをサポートするボランティアの方などをレポートしたいと思います!
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