NYで生き抜くガイド氏は


7:25、ホテルを出発したバスはマリオットホテルを経由してケネディ空港へ向かう。


クロスボー橋からマンハッタンを見る。さらばNY・マンハッタン。


米国生活30年のガイド氏は、開かれたアメリカを語る。





自由なアメリカ。
都市としてここまで成長したNYの歴史。

黒人解放・WASPから現在までのNYの歴史を語るうち、ガイド氏は自分自身の30年間に言い聞かせるかのように。話す。



・・・這い上がった黒人の事。
・・・24時間労働で自分の店を持った韓国人の事。そして親を呼び寄せ、家を持つ事。

自由であるがゆえに、自己の責任で生き抜いてきた、黒人・中国人・韓国人の一世・二世および現在人。

自身、貧しい日本人として30年前に覚悟の渡米。

それに比して、
「米国が気に入れば居る。成功すれば居る。
イヤなら帰る、帰るところがある。」

ガイド氏は、誰でも受け入れてくれるNYに感謝しながら、
目的意識が薄く渡米してくる日本の若者に、自身の経験を重ねながら不満でしかたがないようだった。


2002年11月10日