良やんは水門からいつも海を見ていた


良やんは内海(うちうみ)で小船で漁をしていた。
良やんはいつも茂平の水門に立ち海を見ていた。
良やんは昭和50年頃亡くなった。


良やんのオヤジは茂平で取れた魚の集配をしとった。

良やんは内海で底の浅い伝馬船で棹でこいどった。
ナンボかウナギのようなものを獲とったが、
遊びのようなモンじゃった。







2000・6・24