「おか」の漁師


昔漁師で猟を止めた人・家を「おか」と言っていた。ということは、漁師の家は減ることはあっても増えることはなかったのか?


増えることは無かった。

茂平の漁師は壺網で。朝、沖へ網を揚げに行く。そういう漁師じゃった。

昔は、死んだおじいちゃん(父の祖父の意味)の時にゃぁ、「ウタセ」をしょうた。(明治のごろ)
夜、網をもって沖へでて魚をとりょうた。

そうすると、畑ができん。畑をほんきでするのには、昼も夜も漁師いうわけにはいかん。

畑半分、漁師半分いうことで。(打たせはなくなった)



2002・9・23

もどる