用之江の橋本屋


作者が小学校の時代(1950年代)用之江の橋本屋のおばさんはよく、善意の忠告などで学校に来ていた。


(母の話)

小川さんか。

おばさんは何もしょうりゃあせなんだ。黒住教を信心しょうた。
”橋本屋”ゆうても商売をしょうた事は無い。昔はしょうたんじゃたけいかも知らん。
おばあちゃんが(嫁に)来てからのこたぁ。


村会議員にもおばさんのだんなさんは出取ったことがある。エエ人じゃったけどなぁ。

2001・1・1