こうもり
茂平の樋門には蝙蝠が宿っていた
樋門はコンクリートになる前は木製であった。石と木で作られていた。 その中に小船ではいると薄暗く水か海水かが落ち今にもくずれそうでもあった。 蝙蝠は手の届く天井に何十・何百とぶら下がっていた。 夏の夕方蝙蝠は民家の庭の上にも現れ飛びかうが、あれは全部水門のねぐらに戻るんだろうと思っていた。 2000年06月19日