チューインガム


叔父(=父の弟)は大阪で、ハリスに勤務していた。
茂平に帰省する時は箱ごとのハリスチューインガムを土産に持って帰っていた。叔父が来るのはそれが楽しみだった。
たまに5円もらって吉本にいってガムを買うことももめったにないから。
買ったガムはまず、当たりか?はずれか? 当たりがでるともう1個もらえた。かんだ後は今度はフーセンにして遊ぶ。
それでももったいないから、小瓶に水をいれその中にいれて保管し翌日また口に入れた。

お宮の古い松ノ木にはマツ緑が寄生していて、その小さな緑色の実を取って噛み割ると中からゴムが出てくる。それを2〜3粒すると結構ガムの代わりが出来た。
味は特に無いが天然のガムには、店のガムと違った良さが有った。
2000年06月15日





茂平の子供