鋳掛屋

(2002年1月1日母の話)

輪を掛けるモン。タゴの。
水桶やこは木のがあった。輪をはめてもらわんと水が漏る。
(城見は)新林がしょうた。


鍋、アルミの鍋。
アルミの鍋は穴があく。そしたら直してくりょうた。
今は物がありあまっとるが、昔はそんなに買えん。
持って直しにいきょうた。来たりもしょうた。
鍋がじきに(たくさん)でるようになって(鋳掛屋も)のうなった。
城見にも何処かあったんじゃ?

今は大≠フ鍛冶屋くれいじゃ。前は鍛冶屋にも持って行きつきょうた。

今は鋸でせぃ使い捨てになってしもうた。
鋸のめたても2〜3年前まで来ようた。近には来んようになった。放送「鋸のめたてが来ました」して、園芸(農協・茂平)を借りて、上手にしょうた。剪定の後に来ようた。たちばさみも研いでもろうたことがある。毎年きょうた。

今は鋸でも使い捨ての時代になってしもうた。いっぺん使ぅたら、してるようになった、鋸のめたてができんようになった。
鍬でもそれじゃった。鍛冶屋にもって行ってええように直してもらようた。せぃが今はみなサラのを買うようになった。