石鎚講


今もつづく銅山東の「いしずちざま」を聞いてみた。



昔。大池の上の山に石鎚さまを信仰しとる人が、四国のほうから御神体をわけてもろうて祀とった。
一年に一回山へ登って拝みょうた。

(その当時)石鎚さま」が世話をしょうたんで、ご神体がひとつある。
それで石鎚さまへ集まり拝んで、それから山へ行っておがみょうた。

何年かに一回はほんとの四国の石鎚山へ拝みに行きょうる。

(いつ頃から現在の銅山の石鎚さまは始まったのか?

もの心がついた時にはしとった。
あそこのおじいさんが世話をしょうた。
家のヒヤに祀とった。

有志の人だけが集まりょうた。
一度いっしょに四国の山へ登った。
鎖を持って必死じゃった、落ちたら「信心が足りんでバチが当たった。」いわれるけぃのぅ。

2002・9・23




茂平の生活