ゴール地点の時計はえいちゃん予定通り2:09代だった。ちっとも自慢にならないけど。
おむすび弁当と完走証を手渡ししてくれる。チップでの計測はなし。
イシとえいちゃんの死闘は終わった。
「最近はひとり走りばっかし。」
村ちゃんはもの足りなさそう。
「短距離でないともう勝てんかな、100mか200mで。」と部長。
去年この大会で選手デビューのこなか。
「去年は途中までたけうちさんに勝ってました。」
今年は平木が負けるのを恐れて逃げてしまった。
大会出場の最高年齢者は高木のじいさま。
90歳、5キロの部へ出場。
このじいさまは近辺のマラソン大会では常に最高年齢者、確か、井原の笹賀の住人。
じいさまは元気なだけでなく、なかなかの役者で。
テレビ写りもめだつように白髪のあごひげをしている。
史上最高年齢記録を狙うえいちゃんの大先輩にあたる。
「今日も帰ってからまた走る。」と副部長。すげえな。
「ジムに帰りに寄りますか。」と部長。
えいちゃんは参加賞の葡萄を手にして山道を駐車場まであるいた。
まあ今日は【余裕】で走れた、楽しく走れた。暑かったけど楽しかった。
家に帰りシャワーして昼寝をした、ごろ〜ん、気持ちええなあ。
2003年9月14日