星の郷マラソン経過と結果

10キロのスタートは9:50.今日はズボンをはいたまま走るつもりだった。だが1月としては最高の天気、で急遽短パンで走ることに変更。
スタート10分前にズボンを脱いで猿股のうえにKSDランナーズクラブの短パンをはいた。


スタート5分前。石本はなにやら嬉しくてしかたのない様子。
「部長、嬉しそうね。」
「このスタート前の少し緊張する時がすきなんですよ。」
そう、このスタート直前ってのはランナーたちにとって最高!


スタートして道は山間の道をなだらかに上り下り、右に左に曲がる。
ところどころ沿道から応援。民家はあまりない。畑はきれいに耕してあるが何も植えていないのが多い。

石本はえいちゃんの少し前を走っていたが、3キロを過ぎたあたりで見えないようになった。
その頃5分遅れの5キロの先頭ランナーがえいちゃんを追い抜いていった。


去年もだったが美星町の「八日市」という地区、ここの声援が嬉しい。コース道ではいちばんの集落だが古い家並みが懐かしく、しかも住民全員が家の前で応援してくれる。
住民の顔までが全員善人に見える。

給水は5キロ・7キロ付近にある。これは折り返し地点があるので同じ場所で、道路左右に設置。

道路の交差点では地元ボランテァがところどころ立っている。声援してくれる人と、立っているだけの人がいる。
距離標示はほとんどない。
それで走りながら思い出した。NYCマラソンの時距離標識があったが「マイル」と「キロ」の併設で、どちらなのか不明で役にたたなかった。イラク問題で「アメリカ一国主義」とかいわれるが、今時「マイル」なんてその象徴。

そうこうしていると競技場のナイター設備の塔が見えてくる。
最後はすこし上り坂、そして競技場へはいる。先にゴールした石本が上着をきているのが見える。

10キロのゲートを過ぎると順位カードを手渡してくれる。なんと、その瞬間。

「おめでとうございます。飛び賞です。」
なになに!えいちゃんに”賞”が!!!



マラソン大会出場歴数十回。えいちゃんは参加”賞”以外の”賞”を貰ったことはない。
係員が丸い筒を渡してくれた。えいちゃんの順位が105位、で5進法で飛び賞。5人に一人が賞。

2003年1月13日