その日の朝は曇り空だった。
出発前に「ベイマラソン」フル挑戦の村ちゃんのケータイへ激励のメールを入れた。
ちょうど良いマラソン日和と思ったのだが。
神辺マラソンには山陽道福山東インターでおりて182号線で行くのがえいちゃんのの定番なのだ。
だが早めに家をでて、ゆっくりと井原回りで神辺に行くことにした。
カーラジオからは「全国的に大雨、西日本は昼頃から大雨になる。」と大雨注意が何回もながれる。
神辺はなんとか走り終えるまで曇り・降り始め、ベイマラソンの方は終盤大雨・・・そういう天気予報だった。
結果を言えば、この予報は広島県ではほぼはずれた。午後小雨が降っただけだった。

毎年、車はニチイに駐車をする。ニチイは名前がサティになり、倒産後今はユーホーと食料店になっている。
歩いて湯田小学校まで行く。
受け付けに行こうとしたら小中の顔が見える。
マラソン二度目の出場で表情も落ち着いている。「まだ、他の人は来ていませんね。」
「小中さん、この当たりに場所取りをしておこう。」と、体育館前に荷袋を置く。

受け付けで貰った紙バッグの中を確認。
ゼッケン、大会出場者一覧表、神辺観光パンフ、井原線パンフ、山陽新聞パンフ。と、ここまでは例年とほぼ同じ。
違うのは、参加賞のメダルが無い。
そのかわり立派なスポーツタオルが入っている。おまけにミニタオルまである。
さらにはポカリスエット1缶がある。
オニギリ・トン汁券もある。(去年までは食べ物は有料だった)


2002年10月11日