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序盤 村田、石本飛び出す
村田、石本もうぜんとダッシュ。
小越、岡本が続く。
いきなり離された藤尾、えいちゃん。
コースは起伏が激しく急激な下り坂のあと、ゆるやかな下りになる。
小越と併走していた岡本は、そこで小越に振り切られる。
岡本はもう追いつく気力を無くしてしまっていた。
一方小越はスパート、ついに村田、石本とTOP集団をなした。
折り返し点 村田、石本、小越、三人同時の折り返し
TOPは、ほぼ同時に村田・石本・小越。
安定した4位に岡本。
おおはばにおくれた5位に藤尾、少し遅れて6位えいちゃん。
だが帝釈峡クロスカントリーは地獄のコースで、ここからが勝負なのだ。上り坂一本が、ここから始まる。
後半 小越、先頭にたつ、が
後半は昇り、村田が先行気味、小越は石本を振り切る。
村田・小越・石本の順位になっていた。はるかに遅れ岡本、完璧に遅れて藤尾、えいちゃん。
石本を振った小越は、ついに村田と併走、更に1歩抜け出すところまできた。
が、ここが小越の頂点・限界だった。(3.5キロ付近)
小越は体力・気力とも切れて脱落、村田の自然独走の状態になった。
小越はついには石本に抜かれてしまった。
下位では、藤尾が併走する美女のムッチリ姿だけをスタミナに力走していたが、ながながと続く坂道はそれだけではパワーが続かずえいちゃんに抜かれた。
ゴール 石本、村田を追い抜く。今度は村田が逆に!!
ゴール前、坂はいったん下り坂となる。パワー爆発していた石本はついに村田を抜き去って初のTOPにたった。
そして地獄のコースは直ぐに上り坂に戻る。昇り坂を待っていたように村田は直ぐに石本を逆転。そのまま差を広げながらゴールイン。
村田渾身のレース展開での優勝となった。
いっぽうの石本にとっても、今回は惜しい結果となった。
村田「最後のふんばりは忘れない。」と、感動。
石本「二位もドンケツもいっしょ」と、ヤケ台詞。
最終結果は、
バースディ男・村田が優勝。
30秒ほど遅れ石本。
1分遅れで小越。
更に1分遅れで岡本。
更に時間差不明でえいちゃん。
最後に藤尾がゴール。
こうして地獄のコースをみな完全に完走するこたが出来た。
特に4キロ時点あたりの急激な坂道は脚だけでなく心臓にまでこたえた。
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2001年5月29日