おんぼろ宇宙船ミールの落下

15年前にソ連が打上げ、日本人の秋山さんも乗ったことがある,今はロシアが管理している老朽化したミール。
ミールは縦横30m、130トンで、三月二十日前後に南太平洋に落ちてくることになっている。

老朽化したミールは何が起こるかわからないので、世界中の人がはらはらしながら見守っている。

落下直前は日本上空を飛ぶ。
予定通り起動離脱計画が実施されるとニュ-ジーランド東方沖の南太平洋に落下する。

落下物の総重量は20〜25トン。最大700キロの破片で、約1500個が地上に落下する。厚さ180センチのコンクリートを貫通するケースも想定される。

2001年3月10日 毎日新聞 社説「ミール落下」から切り抜き

宇宙線ミールは、それからも二転・三転して結局三月二十三日午後二時頃南太平洋に落ちた。右はそれを伝える毎日新聞のTOP面である。

オーストラリアとニュージーランドの政府も観念してその時を待っていたと記事は伝えている。
2001年3月25日