機関士のころ・大津野村の枝広城
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ワシャうちのおばあさん(奥様と)と二人で大門にいた。 トンネルを出たら草があって広いとこがる。 歩くようなスピードじゃ、そこで下りょうた。 乗るのは乗れなんだな、危のうて。 |
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(本を開き)これが枝広城じゃ。 駅の真北の山に枝広城ゆう山城があったんじゃ。 これが枝広のはじまりじゃ。 今のハピータウンのうえじゃ。 荒神さんがあって、そこへ逃げていった。 負けてそこに幕を張っとった。 それで「幕山」というようになった。 大門の駅の正面の山からそこへ逃げとった。 ちょうど、ウチの家はその山の真下にあった。 山には洞窟があった。 フタをしとるんじゃが、 親父が「穴へ入ってみぃ、何か出るかもわからんど。」ようてようた。 この本は散髪屋をしょうた人がくれたんじゃ。 |
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差がなくなった。
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作成・2005年7月24日 追加更新・2005年7月30日