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8月15日には 

焼け野原の、岡山陸軍病院で聞く終戦





朕深ク世界ノ大勢ト帝國ノ現状トニ鑑ミ非常ノ措置ヲ以テ・・・・・・。


戦争は負けた。




陸軍病院の庭に全員集合して聞いた。



ワンワンようたが、
聞き取りにくかったが意味するところはよく分かった。



「日本は負けん、これからじゃ!」と勇ましいのを言うのもいたがすぐ収まった。


勇ましい事を言う人は、それが一週間くらいはつづいたのだろうか?
2~3日だったのだろうか?
それとも一晩寝ると収まったのだろうか?




『決起する』といっていたのは・・若い・・兵である。(将校でも下士官でもない)

終戦で「ほっと・・した」のが・・ホンネ・・大部分なので、勇ましいことをいうのは不思議でもないがその時点で既に少数意見(というくらい敗戦の状態の現実と、厭戦気分であった)であった。
いさましいのはとても一週間はつづいていない。いってみれば一晩寝ればおしまいの『決起する』であった。





2000年09月16日