千歳丸に乗り込む


船は岸を離れた。

岸からの○○の声も次第次第に遠のく。

春風は気持ちを良くし僕の笑顔をなぜ通る。


海上のすいきも、ああ船と共に進む。


○○も僕らの眼線より消えていく。

遠く近くにとびかうかもめも,山河もこれが見納めかと思うと、さらば、おさらば母国よ。



s13・5・7


2001年8月5日