◆ニューヨークシティーマラソン:参加抽選の仕組み NYCMへの参加応募の仕組みです。 |
今や、市民マラソン大会の代名詞となった New York City Marathon (NYCマラソン)。毎年秋に行われるこの大会では、世界中から集まった約30,000人のランナー達が、ニューヨーク市の5つの区を走破します。単なる一マラソン大会を超えて、NY市に不可欠な文化的行事にまで発展しています。 さて、誰もが参加したいこのNYCマラソン。毎年、参加枠30,000人を遥かに超える申し込みがあるそうです。つまり、多くの申し込み者が、抽選で涙をのむわけです。基本的には抽選なのですが、抽選に外れ続ける人や実力者への優遇措置、外国からの参加者への配慮などを組み入れた結果、結構複雑な仕組みとなっています。 そこで、2001年のNYCマラソンで、参加資格を得る方法を、以下にまとめてみました。詳しくは、主催団体であるNYRRC(ニューヨークロードランナークラブ)のHPをご覧下さい。 ■参加者数 ■申し込み資格 ■抽選 ■特例(抽選免除) <アメリカ枠&国際枠>
<国際枠> >三井マラソンツアーデスク(エムオーエアシステム) あとの2つの旅行代理店は不明です。ご存じの方、ご連絡ください。 <アメリカ枠> 日本から参加する場合は、国際枠の特例に当てはまる「旅行代理店を通じての申し込み」が、最も確実な参加方法のようです。しかし、どの旅行会社もすぐに満員になるとのこと。その場合は、キャンセル待ちをするか、抽選に申し込むかになります。 抽選に申し込むには、NYRRCサイトからオンラインで申し込むのが簡単です。申込者は、抽選の当落にかかわらず、一律$7の経費がかかります。めでたく当選した場合のみ、更に参加費を払うことになります。 アメリカに居住している日本人の場合でも、<国際枠>と<アメリカ枠>の一方のみに申し込みします。双方に申し込みした場合は、無条件で失格ですので注意してください。同一人物による複数の申し込みも、無条件で失格になります。 年々狭き門になる、NYCマラソン。しかし、30,000人の参加者枠は今後も変わらないようです。参加できるランナーは、その幸せを噛み締めながら走りましょう。抽選ではずれた方も、来年に望みをつなぎましょう。NYCマラソンは、まさに市民マラソン大会の原点なのですから。Good Luck !! |
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2002年12月27日