#50のバスへ歩く


荷物というより、タバコを求めて荷物バスへ歩く。


セントラルパークの散歩道には#1のバスから順番に上に上に1列並んでいる。
完走後の上り坂はこたえる。痛い脚をひきずり数えながら歩く。
#1・2・3・・・・10・11・12・・・20・21・・30・31・・・・40・41・・・・45・46・47・48・49.

#50は遠かった。


そこでアルミのマントを広げ胸のゼッケンを見せる。
荷物をもらう。
すぐ通路に座り、荷物の紐をあけようとするが。
手の指が凍えて紐がほどけない。
早く。タバコ、タバコ。

荷物袋はナイロンなので、袋をちぎった。
まずいっぷく、そしてもう1ッポン。

やっと落ち着く。


周りはペットポトル(ほとんど蓋を開けてない)、アルミのマント、パンの食い指し・・・のゴミが散らかっている。




2002年11月10日